パリオリンピック『男子400mリレー』代表の三輪颯太選手。
三輪颯太選手は2024年現在、慶應大学の4年生で、文武両道の活躍をされています。

中学高校から慶應にストレート?
三輪颯太選手は陸上強豪校で知られる中高一貫の私立校出身で、高校時代には全国大会で二冠を達成した実力です。
ですが、敢えてスポーツ推薦では大学を決めず、”陸上強豪校ではない”慶應大学へ進学しています。

どゆこと?
何か理由があるの?
文武両道の三輪颯太選手、一体どんな人なのでしょう。
そこで今回は・・・
三輪颯太選手の出身中学高校や経歴、慶應大学を選んだ理由についても調べてみます。
・三輪颯太のプロフィール
・三輪颯太の中学校や高校
・三輪颯太の大学
\他の選手についてはこちらにまとめています/
三輪風太の身長や性格・プロフィールを紹介
まずは三輪颯太選手のプロフィールをご紹介します。
・名前 三輪颯太 (みわそうた)
・生年月日 2002年9月26日
・年齢 21才 (2024年5月時点)
・出身地 埼玉県鶴ヶ島市
・身長 179cm
・体重 非公開
・性格 おっとりしている
三輪颯太選手は陸上に対しとてもストイックに打ち込むタイプで、近寄りがたい雰囲気が漂う一面もあるそうですが、実生活ではとてもおっとりした物腰の柔らかい人だといいます。
確かに、レース後のインタビューを聞くと『近寄りがたい』というよりむしろ『人懐っこい』雰囲気すら漂っていますね。
三輪颯太選手は、競技と私生活のメリハリがはっきりしている選手のようです。
三輪颯太の中学高校はどこ?優秀な進学校って本当?
三輪颯太選手の出身中学校・高校は西武学園文理中学校・高等学校です。
こちらの学校は、埼玉県狭山市にある中学校・高校一貫教育の私立校です。
中学の偏差値は40-49(埼玉県23位/146校中)・高校の偏差値は66-72(埼玉県内9位/418校中)という難易度の高い学校で、西武学園文理高校の2024年度の大学合格実績をみても優秀な進学校という事がわかります。
国公立大学 53名、医・歯・薬・獣医学部 47名、早慶上理・GMARCH 160名
ちなみに三輪颯太選手の出身小学校は鶴ヶ島市立鶴ヶ島第一小学校で、陸上を始めたのは中学になってからだそうです。
それでは中学校や高校時代の様子を見てみましょう。
中学校時代
三輪颯太選手は公立の小学校から中学受験をして、西武学園文理中学校への入学を機に陸上を始めました。
意外にも、三輪颯太選手は元々足が速かったわけではないそうです。
小学生の時も特にリレーの選手に選ばれたことはなく、中学1年生の時の50mは7秒台がやっとだったと言います。
そんな三輪颯太選手が陸上の虜になったきっかけは、市内大会の予選のレースで初めてぶっちぎりで1位を獲った時、他校の選手に「はっや〜〜!」と言われ「気持ちよくて仕方なかった!」という経験のようです。
応援や注目を一身に浴びてゴールを切る姿は、想像するだけでも次を目指す原動力になる程気持ちよさそうですね。
ですが中学では全中出場も叶わず、三輪颯太選手が頭角を現すのは高校時代になります。
高校時代
「高校では全国大会でラウンドを進めるくらいになれたらいいな」と思っていた三輪颯太選手ですが、なんと高校3年生の時に100mと200mで全国高校二冠という素晴らしい成績を収めています。
そこには『組織の1人1人の力こそが組織を成長させていく』という言葉をくれたA先輩と、100mでインターハイ入賞もした実力者のS先輩、2人の先輩の影響が大きかったと言います。
三輪颯太選手はA先輩からの言葉を受け、S先輩の練習に積極的についていくことによって、大きな目標ではなく身近な目標をひたすら追いかけ続けるという自分なりの哲学を持つきっかけとなりました。
高校3年生の時にはコロナ禍により史上初のインターハイ中止を経験しますが、『インターハイ』や『国体』という先の大きな目標ではなく「ただ目の前の小さな課題に向き合って、少しでも速く、誰よりも速く在りたい」という思いからの積み重ねが、秋に行われた全国高校大会での2冠達成に繋がったのでしょう。
自身でも「高校入学時にはまさか思ってもいなかった」という結果を残し、一気に三輪颯太選手の名前を轟かせることとなります。
三輪颯太の大学は慶應!学部はどこでスポーツ推薦を選ばなかった理由は?
三輪颯太選手は現在、慶應大学 環境情報学部に在籍しています。
高校時代に100m200mの二冠を達成したことで多くの人から進学先の大学を注目された三輪颯太選手ですが、実はその進学先の情報はなかなか出なかったそうです。
というのも、多くの実績者がスポーツ推薦で強豪大学へ進学していく中、三輪颯太選手はスポーツ推薦を利用せず、あえてスポーツ推薦のない慶應大学を選んでいます!
その理由は、スポーツ推薦の場合スポーツ科学を学ぶ体育科に入ることが考えられますが、三輪颯太選手は「大学で勉強も楽しみながら競技をやりたい」という思いから、理系と文系が合わさった環境情報学部という学部に面白さを感じた慶應大学に決めたと言います。
そして大学1年次には、中学から6年間毎年更新してきた自己ベストを更新できなかったという挫折を経験しつつ、大学3年の2023年4月、6大学対校の対校男子100mで10秒40(+0.6)のセカンドベストをマークして優勝し長いスランプを脱します。
まさに文武両道の集大成に入った三輪颯太選手は、社会人になっても陸上を続けていく予定とのことです。
まとめ

自分なりの哲学を生み出し、ストイックに文武両道!
おっとりとした性格とのギャップが素敵ね~
・三輪颯太は競技と私生活のメリハリがあり、性格はおっとりしている。
・三輪颯太の出身中学校や高校は西武学園文理中学校・高等学校。
・三輪颯太はスポーツ推薦を利用せず、慶應大学 環境情報学部へ入学。
・三輪颯太がスポーツ推薦を利用しなかった理由は『大学で勉強も楽しみながら競技をやりたい』思いから。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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